【初心者向け】自分を理想のカラダにする方法【結論/譲れないこだわりを持つインストラクターに頼むべき】
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体を鍛えた方がいいのは分かっているけど、何をやればいいのか分からない?インストラクターやトレーナーに頼みたいけど、どんな人に頼むのがいいのか?わからない。
そんな疑問にお答えします。
✅この記事を読むことで分かること
- どうすれば自分が理想とするカラダになれるのか?
- それを判断する材料が分かり、自分の体を任せたいインストラクターやトレーナーが分かります。
「自分が目標とするカラダをしている人を探して、その人のやっていることを真似する。」
…ということです。以上になります。
と、いうのは冗談ですが本音です(汗)
人間はミラーニューロンという神経細胞があって見てるものと同じことをするという作用があります。
これについてはサルでは検証できても、人ではどうなのか?などということが言われたりもしますが…人の身体に関わることを長年やってきた経験も含め、僕はあると感じています。
…なので自分が目標としているカラダの人がそばに居れば、その人のしていることを真似するのでそういうカラダになります。以上です。
…また終わってしまいました(笑)
そんな終わり方だと失礼極まりないですし、説明不足なので続けます。
では、なんでそう思うのか?その理由がこちら↓
【自分がいろいろチャレンジして失敗したから】
まず僕が体を鍛え始めたのは中学生くらいです。その当時は今と違い、部活中に水飲むなとか言われているような時代でした。年齢がバレますね(汗)
真夏に体育館でバスケの練習に励んでいると、同じチームメイトの仲間のカラダから湯気が立っていたのをよく覚えています…。カラダにいいか悪いかはさておき、その経験でそれはそれで基礎体力は多少ついたかなと思います。
高校生になってからは主に筋トレでしたね!やればやっただけカラダに跳ね返ってくるのが楽しくて、少しの期間近くの市営ジムに通っていたくらいです。
高校を出てからは、在学中に某雑誌の読者モデルをやっていたことからモデル事務所に入り、仕事を始めたこともあって、事務所の方から体を作るように言われ、また筋トレしてました。
当時は体を鍛えていれば水着の撮影なんかの仕事が入ったり、海外ロケの仕事の話が決まったり(無くなったけど…)したこともあって、ただひたすらに見せるためだけの筋肉を鍛えていましたね。
『見せるためだけ』これはあえてこう書いてます。
なぜならば、当時の僕のカラダは…見た目は多少マシだったかもしれませんが、機能的ではなかったからです。外側の大きくなる筋肉ばかり鍛えていたので可動域は少なく、カラダは重く、動きづらい。3点セットで悪いことだらけ。いいのは見た目だけってなかなかひどいもんです…。
そこから今度は役者を目指し、モデルを辞めて劇団の研究生になりました。そこで気づいた衝撃の事実!!同期の舞台畑でキャリアを積んでいた役者の卵たちは、一様にみんなダンスをやっていたりすることが多く、動きはしなやかで開脚や前屈もペタ〜となるほどだったのです…。
思えばここが自分のカラダをもう少しちゃんと鍛えようとした頃でした。劇団の研究生時代は、舞台上でいい姿勢で立つこと。身のこなしが軽やかであることが求められるために脱力体操の授業なんかもありましたが、筋トレばっかしてた僕は、ここでもなかなか動けていない感じでした。
力を入れる感覚は分かりますが抜く感覚が、わからない…。これはトレーナーになってから知ったことですが、カラダの力を入れるより抜く方が神経伝達的に難しいんですね!!
カラダの柔軟性が低い人は、往々にして力を抜くことがうまくできません。そんなことも後から知ったことでした。
ここまででお気づきの方もいらっしゃるでしょうか?そう…曲がりなりにもモデルなんてやっていたことから、見た目だけが良くなることを重要視しており、そこをメインにしたカラダの鍛え方をしているので、機能的には全く良くなっていなかったのです。
当時目標としていたのは、ショーモデルのオーディションの時に周りにいた海外のメンズモデルやハーフモデルの体。欧米の血が入っている彼らと僕では根本的に骨格が違うので、同じようにはならないんですけどね…。今思えば浅はかでした。
そんな経験をした後、次は本当の体操をやることのなり、さらに自分のカラダもポンコツ具合を思い知ります…。
劇団の研究生の次はスタントマンが多く在籍する事務所に入り、体操とアクションと殺陣をかじりました。
中でも苦労したのが体操。もともと学校の授業でも得意なものではなかったですが…大人になってからの体操はなかなかうまくなりませんでした。体操選手がみんな幼少期からやっているのがよく分かりましたね!そうじゃないとあんなに動けるようになんてなるわけがない…(汗)
それくらい僕にとっては難しいものでした。筋トレみたいに部分的にしかトレーニングしてないと、体操のような全身を使う運動は難しくなります。
体操をやってる人は柔軟性も高く、筋肉の量も多いですが…質も良くて、力が入っていないと非常に柔らかい筋肉をしていることが多いです。筋トレしかしていなかったカチカチの筋肉の僕とは明らかに違ったことをよく覚えています…。
それからは柔軟性の大切さに気づき、ストレッチはやるようになりましたが、大して動けるようにはなりませんでした。その後、まだまだ僕の売れない俳優生活は続くのですが…最終的に引退してサラリーマンになるまで僕のカラダの進化は、ほぼありませんでしたね。
【見た目は大事だけど…それ以上に中身はもっと大事】
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
数々の失敗を繰り返して今、トレーナーをしているわけですが…僕は自分がこうなりたいというカラダが分かっていませんでした。
浅はかに見た目の良さだけ追い求め、筋肉をパーツごとに鍛えるだけでは身体機能は上がりません。
もちろん、それだけを追い求めるならそれもいいかと思います。好みは自由ですから。
現代は昔と違い、SNSやブログ、Youtubeなどでトレーナーも発信している方が多いです。まずはそれらで情報を収集し、見た目はもちろんのこと、トレーニングのこだわりなんかまで知るといいです。
見た目を重視するならそういう発信をしてる人、柔らかいカラダになりたい人はヨガやバレエなどのインストラクター、機能的なカラダならこうなりたいと思える動きをしてる人。
もちろん、見て真似するだけで理想とする人のようになれるわけではありませんが…少なくとも少しずつ近づくことはできます。ぜひ、そういう対象を探していただき、自分の理想的なカラダを手に入れてください。
僕は自分がトレーナーなので、セッションを受ける時は、ひたすらマニアックでこだわりの強いトレーナーにお願いすることが好きです。そして自分も負けじと、ここだけは譲れないと、こだわりの強いセッションをしたいと日々勉強を重ね、少しでも目の前のクライアントさんが良くなるように必死で考えます。
この混沌とした時代に体を常に鍛えてコンディションの良い状態にしておくことは、健全に生きていく上で必須の条件です。
健康に勝る財産はない!カラダを鍛えることが当たり前の社会になるように願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!